今回はバタフライナイフの分解とメンテナンスについて解説していきます。
画像で詳しく載せているので、一緒にメンテナンスをしていきましょう!
なぜメンテナンスが必要なの?
メンテナンスはバタフライナイフを長く使うためには欠かせません。
バタフライナイフは簡単なつくりをしていますが、常に摩擦や落とした衝撃でピボット(ネジ)部分に負担をかけています。
メンテナンスを怠っていると、バタフライナイフがスムーズに動かなくなったりすることがあるので少し面倒ですが月に1度はメンテナンスをしましょう。
用意するもの
1.本体 2.トルクスドライバー 3.綿棒・つまようじ 4.オイル 5.ロックタイト
※トルクスドライバーは星型に近い形のドライバーです。日本ではまぁまぁレアなドライバーです。
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オイルとロックタイトについて
このオイルとロックタイト(ネジのゆるみ止め)はバタフライナイフの維持には必要不可欠です。
オイルは、ワッシャー周辺の摩擦からの消耗を抑えてくれます。よりバタフライナイフが長持ちするようになり、しかもよりスムーズに動くようになります。
バタフライナイフは、すぐにネジが緩みます。ひどいものは数分で緩んでネジが吹っ飛んでしまうものさえあります。怪我につながる恐れがあるので、ロックタイトを付けることを強くお勧めします。
家に無い方はこちらから。
・オイル(パッケージは違いますが、中のオイルは同じです。)
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・ロックタイト
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分解
使用するバタフライナイフ
今回使っていくのはSquid IndustriesさんのSquiddyです。
レビューはこちらから。
Before
このバタフライナイフは1カ月ほどメンテナンスをしていなかったので、コンディションがあまりよくありません。
例えばここ。ピボット(ネジ)の周辺に汚れがたまっています。
1.ピボットを外す
まずは、ピボットを外しましょう。
トルクスドライバーで緩めます。
ネジを取った部分です。こっちにもかなり汚れがたまっているのが分かります。
裏のピボットも取っていきます。
この2つを取ればこの工程は終わりです。
2.ワッシャーを取り出す
次はハンドル(持つ部分)とワッシャーを取っていきます。
まずはハンドルが簡単に外れるので、取りましょう。
かなり汚れていますね……
次はハンドルにくっついているワッシャーを取ります。
この金色のワッシャーが2つあるので、汚れが気になる人はドライバーなどで押し出すといいですね。
反対側も同じように1、2の工程をしてください。
これで分解は完了です!お疲れさまでした。
メンテナンス
分解した状態から始めます。
1.洗浄
まずはすべてのパーツを水+洗剤かハンドウォッシュなどで洗いましょう。
結構汚れが取れないところもあるので、しっかりと洗いましょう。
洗い終えました。すごくきれいになりましたね。
そしてハンドルの内側などは綿棒やつまようじでこすりましょう。
いろんな場所を細かく掃除できるので、綿棒はメンテナンス必須アイテムですね。
これだけ汚れていました。
2.組み立て
さて、組み立てをしていきます。
1.ピボットの組み込み
このように「ハンドル|ワッシャー|ブレード|ワッシャー|ハンドル」の順に組み込んでいきます。
ここからが組み立てをスムーズに行う裏技です!
まず穴にドライバーを通します。そして、ドライバーの先にピボットを付けます。
そうして、ゆっくりとピボットを穴に差し込みます。
こんな感じになると思います。
2.ロックタイトをネジにつける
これの出番がやってきました。
最初に言ったように、これはネジのゆるみを止めるのでよりバタフライナイフが長く持ちます。
ロックタイトをネジの中央部分につけます。結構においがするので換気をしておくといいと思います。
これを付けたらピボットに組み込みます。
こんな感じ。反対も同じように組んでください。
少しおしゃれにピボットを左右反対につけてみました。
マスキングテープもはがしてよりシンプルになりましたね。
3.仕上げ
さて、最後の仕上げです。オイルをつけていきます。
ここにオイルを差していきます。
左右1滴ずつ差します。そのあと、オイルをなじませるためにハンドルを動かしましょう。
完成
すべての作業が終わりました。
新品のようなきれいさを取り戻しましたね。
最初は戸惑うことも多いですが、慣れると10分程度で終わります。
メンテナンスをしていると、自分のバタフライナイフに愛着がわいてきますよね。
もし何かわからないことがあったらコメントにてお答えしますのでよろしくお願いします。
今回使った道具です↓
・トルクスドライバー
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・オイル(パッケージは違いますが、中のオイルは同じです。)
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・ロックタイト
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