WINSPACE T1500 ファーストインプレッション

先日納車したT1500を30kmほど走行後,以前使っていたRidley NOAHと比べてインプレを簡単にしていきたいと思います.

とにかくダンシングが進む

まず最初に感じたのが,ダンシングの気持ちよさ.踏んだ分,そのまま前に進んでくれる感じがする.

適当にぐいぐい踏んでも,しっかり受け止めてくれる.ケイデンス少し低めでギアをどんどん重くしていくダンシングが癖になる.

リムブレーキからディスクブレーキに変更したのもあり,車体の重心が下がったことによる車体の振りやすさも影響していると思う.

突き上げはやっぱり大きい

エアロロードなので当たり前ではあるが段差や路面状況が悪い道路では突き上げが大きい.

低速域では路面の細かい凹凸がつかめる感覚がした.フレームの剛性が全体的に高い印象.

高速域では,クリンチャーを履いているのもあり少し跳ね気味なのが気になる点.

空気圧を下げられるチューブレスレディで運用して,空気圧設定をこだわるなど配慮が必要だと感じた.

高速域での伸び

30km/hから40km/hへの速度の伸びがかなり速い印象を受けた.踏んであげたらしっかりと加速してくれる安心感がある.ただ軽量バイクのようにスッと進むような感じではなくぬぬぬ~っと加速していく感じ.

ケイデンスについて

納車翌日でポジションが定まっていないのも考えられるが,低めのケイデンスでぐいぐい踏んでいくのがあっていそうなフレームだと感じる.

全体の剛性について

突き上げも大きいし,フレームが固く足がすぐ無くなりそうだ…と予想していたが,ダンシングやシッティングでパワーをかけても,あまり足が売り切れるようなことは無かった.丁度いい塩梅で硬さを調節しているのだろうか.

WINSPACE T1500納車

7/30に新しくロードを納車しました.一生使っていくであろう相棒との1日目です.

開封

配達員の方がロードレースに出ているらしかった.運命の出会い.

いかにもロードバイクらしい大きさで届きました.発送日から翌日のこと.

開けた段階.

前輪とシートポストを外した状態で入っていました.フル内装なのでハンドルはそのまま.

シートポスト穴にはdi2の配線が落ちないようしっかり固定されていました.

ブレーキのロックを防ぐためにフロントのキャリパーには段ボールがしっかり挟み込まれていて安心.

シートポストの造形と表面処理も感動もの

ヌル~っとしたシートポスト,なかなか綺麗です.サドルはWINSPACE純正.

塗装が素晴らしい

グリーン基調のマジョーラカラーです.斜めから見るとパープルに見えて美しすぎる.

グリーンのマジョーラカラーはなかなか見ないですよね.T1500の中でも珍しいこのカラー.

組み立て

奥に今まで使っていたNOAHが見える

前輪を入れてバッテリーの配線をつなぎシートポストを固定.

普段使っている9100のパワーメーター付きクランクに変更.

完成

横から見ると,しっかりグリーンだ

サドル高を合わせ,STIの角度を好みに変更してとりあえず完成.

身長160でこれだけ全体のフォルムが綺麗に見えるのは素晴らしい.

車両スペック

車両の大まかな仕様.

  • サイズ : 470 (メーカーMサイズ)
  • コンポーネント : シマノ R8070 ULTEGRA Di2
  • ギア比 : 52-36 / 11-34
  • ホイール : WISHBONE SHIKRA DISK 45
  • タイヤ : Specialized turbo cotton 26c
  • ハンドル幅 : 400mm
  • ステム長 : 110mm
  • 重量(写真の状態) : 8.1kg

こんな感じ.WISHBONEがロードのホイールを出してるのには驚きました.重量だいたい1400gちょっと.タイヤは劣化がきてるので後日替える予定.

フレーム造形

一番注目するべきはそのフレーム形状.VENGEに劣らない空力性能を誇るらしい.

マジョーラのカラーリングも美しい

まずはこのシートステー.ほかに類を見ない圧倒的造形美.いつか飛んで行ってしまいそうなほど綺麗に造形されている.

ヘッド周り.ちょっとVENGEよりかなと個人的に思う.

フル内装なので横のワイヤー穴はプラスチックのパーツで綺麗にふさがれている.

ダウンチューブはまっすぐに下りている.ちょっと角ばっている感じ.

ロゴが無機質な感じなのもフレームとマッチしている.

周辺パーツ

とにかく綺麗にまとまっている

当たり前のようにフル内装.ハンドルは一体型で,スパカズのバーテープが巻かれている(個人的にはスパカズは太くてあまり好きではない).

ドライブトレイン周り.KMCのゴールドチェーンが付いていた.

クランク長は拘って167.5.

全体

組み立て後はサドル高とSTI角度くらいしか変更していないが,何も意識しなくてもまとまった印象を受ける.アジアンメーカーならではのジオメトリなのだろうか.

斜めから見ると本当にパープルに見える.

後日に走行後,簡単にRidleyのNOAHと比べインプレをしようと思います.

レースレポート  -九州サーキットシリーズ2023 3rd-

7/17日にHSR九州で行われた「九州サーキットシリーズ」に出場したので,その記録を.

(参考として,レース一週間前に鵞足炎で右足を痛めていた.当日は痛みが引いていたがレースを機に再発.)

レース概要

  • 出場カテゴリ : C4 (ルーキークラス)
  • 距離 : 28.8km (12周)
  • レース開始時刻 : 13:30
  • 気温 : 37[℃]
  • 使用機材 : Ridley Noah 2016
  • 当時推定FTP : 200[W]
  • 当時VO2Max : 66

レース結果

  • 順位 : 17位 / 40人
  • タイム : 42:33.0
  • タイム差 : 7.46[s]
  • ベストラップ : 3:17.9
  • 平均速度 : 36.8[km/h]  最高速度 : 52.2[km/h]
  • 平均心拍 : 175[bpm]  最大心拍 : 203[bpm]
  • 平均パワー : 126[W]  最大パワー 743[W]
  • 平均ケイデンス : 89[rpm]

レースを終えて思ったこと① 全然人の後ろに貼り付けなかった

初めてのレースだったこともあり,人の後ろにビタっとつくことがほとんどなくパワー節約出来ていなかった.
集団から少し逸れて走ることがかなり多かったとレース動画を見返して気づいたので,楽出来そうなところは気張らず楽したい.

ハイペースな練習の時に,体の調子が悪いときはあまり後ろに付けない日が多かったので当日も足を痛めていた関係で調子が悪かったのかもしれない.

レースを終えて思ったこと② レース中は何も考えられない

心拍が上がりっぱなしだったり息が切れていて酸欠気味になると,走っている最中はこう動こう,と考えたりできなかった.慣れもあるだろうし,レース前に事前にプランをよく練っていかなければいけないと感じた.

レースを終えて思ったこと③ 集団後方は不利なことが多い

序盤からそうだったが,特に最終ラップかその前ら辺で集団からこぼれる人に道を塞がれて集団復帰するのが精一杯だったので,レース序盤からなるだけ集団前方に居たい。

集団からこぼれた選手と集団復帰を目指す機会が何回かあり,トレインを組んでさっさと追いつこうと思ったがそこまで連携できる様子も無かったので後方にいるのはやっぱり少しだけにしたい. 

中切れしたとき微妙な位置に自分がいる時に,無理して自分で埋めず少し下がって選手の後ろについておくのもありかなと思った.

後方にいると前方がアタックしたときにただただ何個も中切れが発生+ペースアップするのでやはり後方のメリットは少ないかも.

レースを終えて思ったこと④ コーナーの重要さ

集団の中ほどだと,コーナーで急ブレーキをする人や接触を避けるために急ハンドルを切る選手も多かった.また,マナーの悪い選手だと横を一切確認せずにコースアウトさせられそうになる場面もあった.

近くにいると急な動きで危ない選手の見分けを付けれるようになりたい。

集団後方での減速が多く,もう少し前に出てブレーキをなるべく使わず安全にコーナーを曲がりたい.

逆に,緩い下りのコーナーで踏まずとも集団の横から前方まで上がれる場面が何度かあった.しかしその後集団に入れてもらえずまた後方へ下がってしまったので,どう動いていいか学びたい.

また,コーナーでの減速が間に合わず大きく横に膨らんでしまうことも多かったのでコーナー入り口の位置取りとスピードコントロールが重要だと感じた.

レースを終えて思ったこと⑤ 写真を見返して….

腕が張っていて,ハンドルが遠そうだ.

レース中に撮ってもらった写真を見返すと,レース中のポジションが圧倒的にダサい.サドル位置とハンドル位置が合ってないのか,すごく行儀正しくロード始めたてのような姿勢だった.肘が伸びて,首が立ってる感じ.集団の列からはみ出してる時だけでも少しづつエアロ意識していきたい.

Squid Industries Nautilusをレビュー!

今回はSquid Industriesさんの”Nautilus” をレビューしていきます。

Squid Industriesは、海外でもすごく人気で、売り切れ状態が頻繁に起こるバタフライナイフの有名ブランドです。

また、このNautilusはトレーナーになっています。

トレーナーとは、刃がなく、切れたり刺さったりしない練習用のナイフです。

レビュー

パッケージ・付属品

パッケージはこんな感じです。

中身は、メンテナンスカード(右上)、ステッカーが2枚(中央)、マイクロファイバーの袋です。

そして本体です。傷などはありませんでした。

本体

黒と赤がマッチしていますね。

写真では分かりにくいですが、ブレードは光沢になっています。

ブランドのバタフライナイフでは珍しい、タングピン(ブレード側についているピン)が使われています。

また、ブレードの下にインジケーター(切れ込み)が付いています。ここを指でこすると、少し痛いです。

スケール(黒い部分)はG10素材で、表面がざらざらしています。

ハンドルは他のバタフライナイフに比べて少し細めです。正方形に近い形をしていますね。

両方のハンドルにSquid Industriesのロゴが印刷されています。かっこいいですね。

Nautilusのグレード・価格・ステータス

グレード・価格

Nautilusには大きく3つのグレードがあります。

  1. Nautilus
  2. Inked Series Nautilus
  3. Winter Edition Nautilus

通常のNautilusに加えて、インクドシリーズ(ブレードとピボット(ネジ部分)が黒くなっています)とウィンターエディション(冬限定で発売され、ハンドル(持つ部分)が白になっています)がリリースされています。

価格表

  • Nautilus-Silver /22,500
  • Nautilus-Red,Gold,Green,Blue /24,600
  • Inked -Silver /25,100
  • Inked -Red,Gold,Green,Blue,Black /27,200
  • Winter -Red,Blue,Purple /26,300
  • Winter –Inked Black /27,900

色が付くと、2000円前後高くなりますね。ブラックやパープルも出ています。限定色も出てくることがあります。

ちなみに価格に違いはあっても、フリップ性能は変わりません。

ステータス

全長(開位置)10インチ
全長(閉位置)5.75インチ
ハンドルの長さ
5.675インチ
ハンドルの厚さ0.5インチ
刃の長さ
5.05インチ
重量
3.6オンス
内部ハンドル素材
6061T6511アルミニウム 
外部ハンドル素材 
G-10FR4グラスファイバーラミネート 
ブレード素材
410熱処理ステンレス鋼
ブレード仕上げ
DLC (ダイヤモンドライクカーボン)
ピンデザインタンピン
ハンドルデザインチャンネル
ピボットデザインブッシング
ラッチデザインラッチレス
※ブレード仕上げのDLCはInkedシリーズのみになります

実は、全長などはSquid Industriesさんが出しているSquiddyとほぼ同じなので、全体的に少し大きくなっています。

Squid Industries Squiddy

また、独特の構造をしているため、重量は約100g軽めになっています。

性能・感想

フリップして感じたのは、長時間回していても全然疲れない、ということです。

軽く、外側がG10素材でできているので、滑りにくく、指に負担がかかりません。

また、精密に作られているので、スムーズに動きます。

その反面、軽すぎてフリップ中に本体が吹っ飛んでしまうときがたまにあります…

まとめ

このNautilusは、他のバタフライナイフとは一味違うデザインや重量、とても魅力的ですよね。

しかし、慣れるまでに時間がかかる、値段が高い、という意見も上がっています。

確かに初心者が初めて買うには少しハードルが高いかもしれませんね。

バタフライナイフに慣れてきた人などにはとてもおすすめです。

本物の刃付きバタフライナイフ Maxace Serpent StrikerⅡ を買ってみた

今回はこのMaxace Serpent Strikerをレビューしていきたいと思います。

値段も初心者にとっては高いこのバタフライナイフが、なぜ初心者におすすめなのか?

それは付属品が多いからです。初めてバタフライナイフを購入する場合、たくさんの物が必要になります。それがこの商品でほぼ揃っています。

安いバタフライナイフをたくさん買っていくより、少し背伸びして買った方が賢明だといえますね。

Maxaceってどんな会社?

引用:https://whitemountainknives.com/maxace-whale-killer-flipper-knife-sw-ti-handle-black-sw-vanadis-10-blade-mkw02/

概要

Maxace(マックスエース)は、中国のナイフメーカーです。

主に上の写真のようなフォールディングナイフ(折り畳みナイフ)を販売しています。

最近ではバタフライナイフは生産があまりされておらず、メーカーの情報もSNS上のみ、とだんだんレアな存在になりつつあります…

しかし、これらのナイフは手作業で仕上げが行われており、何と言ってもコストパフォーマンスが非常に高く、人気があります。

購入から到着まで

購入

今回はAliexpressで購入しました。

価格は118ドル(およそ12000円)

ブレードが3種類あり、上からトレーナーブレードドロップポイントブレードタントーブレード

引用:https://ja.aliexpress.com/item/1005001748687626.html?spm=a2g0o.store_home.productList_54340985.pic_0

リンクを貼っておきます。

https://ja.aliexpress.com/item/1005001748687626.html?spm=a2g0o.store_home.productList_54340985.pic_0

カラーはブルー、ブレードはドロップポイントのものを購入しましたが、すぐに売り切れてしまい、現在は売り切れてしまっています。

他のサイトにはグリーンなどがありますが、品薄状態なので早めにゲットするのをおすすめします。

到着

ナイフは2個に分けて届きました

1個目はハンドルとケース、2個目は別のケースとブレード2つ、ハードウェアが入っていました。

購入したのは11月19日、2個目が到着したのは来年の1月1日でした。

某ウイルスの影響もあってか、とても時間がかかりましたね。

商品内容

  • 1.ケース 2.ケース(輸送用)3.トレーナーブレード 4. ブレードの保護パーツ 5. 本体
  • が入っていました。

ケース

(右のケースは輸送用でついてきたので、公式に付属品として付いてくる訳ではないかもしれません)

実はケースは安い中国製のナイフにはよくついてきますが、いずれもあまりクオリティーが高くありませんでした。

しかし、このナイフにはしっかりとした質感のケースが付属しています。

つや消しの表面仕上げで、そのまま筆箱としても使えそうですね。

このようにゴムの部分とメッシュの部分があるので物に応じて使い分けることができます。

本体

上の写真の袋に入っているパーツは、自分で取り外したものです。

このラッチ(ナイフが開閉しないように止めるパーツ)と

このクリップを取り外しました。

これがあると、全体のバランスが崩れて回しにくくなるので、ほとんどの人は取り外しています。

ハンドルはこんな感じです。バイトハンドル(ラッチが付いている側のハンドル)にはネジが1個多く組まれています

横から。このナイフは、金属の板をG10(丈夫で滑りにくい素材)で挟んだサンドイッチ構造になっています。

ブレードです。側面に刻印(プリント)が入っています。

また、このナイフの1番の特徴であるこのブレードの形状は、他に類を見ないものになっています。

そして、このナイフはベアリング構造になっていて、とてもスムーズに回ります。

ベアリング構造のナイフはあまりメジャーなものではありませんが、現在注目を浴びているものでもあります。

付属でついているブレードの保護パーツは、このように付けることができます。

トレーナーブレード

このナイフには、トレーナーブレードが付いています。普通のナイフには付いてきません。

トレーナーブレードは練習用としてよく使われます。ナイフに慣れるまでに使ったりもできますよね。

刃がついているブレードと比較してみましょう。

おおよその形状は似ていますね。トレーナーブレードのほうが少し短いですね。

また、どちらも違う刻印が入っています。

ナイフのスペック・性能

スペック

  • 全体の長さ  :250mm
  • 刃の長さ   :105mm
  • ハンドルの長さ:140mm
  • ブレードの厚さ:3.5mm
  • ブレードの材質:9CR18MOVステンレス鋼
  • ハンドルの材質:G10、420ステンレス鋼
  • ハードウェア :ボールベアリング
  • 全体の重さ  :145g/134g(ラッチ・クリップを外した状態)

性能

数日間フリップしていて気づいたことを紹介します。

ベアリングがとてもスムーズ:とても素早くフリップできます。

バランスがニュートラル:重心が中心よりなので重さを感じません。

滑りにくい:G10素材が使われているので、落とすことが少なくなりました。

音がいい:まるでチタニウムのような音が鳴ります。

ナイフの切れ味がいい:紙に限らず、色んなものがスパッと切れます。

まとめ

全体を通して、付属品がたくさんあって、初心者にちょうどいいなと感じました。

ケースやトレーナーブレードが付いているブランドのナイフは珍しいので、とてもお得ですね。

また、バランスのいい構造なので、勢いのあるフリップができます。

12000円とは思えないナイフですよね。

海外の方もたくさんレビューを出しているので、チェックしてみてください!

[初心者向け]バタフライナイフの分解&メンテナンスの方法を画像で完全解説!

今回はバタフライナイフの分解とメンテナンスについて解説していきます。

画像で詳しく載せているので、一緒にメンテナンスをしていきましょう

なぜメンテナンスが必要なの?

メンテナンスはバタフライナイフを長く使うためには欠かせません。

バタフライナイフは簡単なつくりをしていますが、常に摩擦や落とした衝撃でピボット(ネジ)部分に負担をかけています。

メンテナンスを怠っていると、バタフライナイフがスムーズに動かなくなったりすることがあるので少し面倒ですが月に1度はメンテナンスをしましょう。

用意するもの

 1.本体 2.トルクスドライバー 3.綿棒・つまようじ 4.オイル 5.ロックタイト

※トルクスドライバーは星型に近い形のドライバーです。日本ではまぁまぁレアなドライバーです。

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オイルとロックタイトについて

このオイルとロックタイト(ネジのゆるみ止め)はバタフライナイフの維持には必要不可欠です。

オイルは、ワッシャー周辺の摩擦からの消耗を抑えてくれます。よりバタフライナイフが長持ちするようになり、しかもよりスムーズに動くようになります

バタフライナイフは、すぐにネジが緩みます。ひどいものは数分で緩んでネジが吹っ飛んでしまうものさえあります。怪我につながる恐れがあるので、ロックタイトを付けることを強くお勧めします。

家に無い方はこちらから。

オイル(パッケージは違いますが、中のオイルは同じです。)

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ロックタイト

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分解

使用するバタフライナイフ

今回使っていくのはSquid IndustriesさんのSquiddyです。

レビューはこちらから。

Before

このバタフライナイフは1カ月ほどメンテナンスをしていなかったので、コンディションがあまりよくありません。

例えばここ。ピボット(ネジ)の周辺に汚れがたまっています。

1.ピボットを外す

まずは、ピボットを外しましょう。

トルクスドライバーで緩めます。

ネジを取った部分です。こっちにもかなり汚れがたまっているのが分かります。

裏のピボットも取っていきます。

この2つを取ればこの工程は終わりです。

2.ワッシャーを取り出す

次はハンドル(持つ部分)とワッシャーを取っていきます。

まずはハンドルが簡単に外れるので、取りましょう。

かなり汚れていますね……

次はハンドルにくっついているワッシャーを取ります。

この金色のワッシャーが2つあるので、汚れが気になる人はドライバーなどで押し出すといいですね。

反対側も同じように1、2の工程をしてください。

これで分解は完了です!お疲れさまでした。

メンテナンス

分解した状態から始めます。

1.洗浄

まずはすべてのパーツを水+洗剤かハンドウォッシュなどで洗いましょう。

結構汚れが取れないところもあるので、しっかりと洗いましょう。

洗い終えました。すごくきれいになりましたね。

そしてハンドルの内側などは綿棒やつまようじでこすりましょう

いろんな場所を細かく掃除できるので、綿棒はメンテナンス必須アイテムですね。

これだけ汚れていました。

2.組み立て

さて、組み立てをしていきます。

1.ピボットの組み込み

このように「ハンドル|ワッシャー|ブレード|ワッシャー|ハンドル」の順に組み込んでいきます。

ここからが組み立てをスムーズに行う裏技です!

まず穴にドライバーを通します。そして、ドライバーの先にピボットを付けます

そうして、ゆっくりとピボットを穴に差し込みます

こんな感じになると思います。

2.ロックタイトをネジにつける

これの出番がやってきました。

最初に言ったように、これはネジのゆるみを止めるのでよりバタフライナイフが長く持ちます

ロックタイトをネジの中央部分につけます。結構においがするので換気をしておくといいと思います。

これを付けたらピボットに組み込みます。

こんな感じ。反対も同じように組んでください

少しおしゃれにピボットを左右反対につけてみました。

マスキングテープもはがしてよりシンプルになりましたね。

3.仕上げ

さて、最後の仕上げです。オイルをつけていきます。

ここにオイルを差していきます。

左右1滴ずつ差します。そのあと、オイルをなじませるためにハンドルを動かしましょう。

完成

すべての作業が終わりました。

新品のようなきれいさを取り戻しましたね。

最初は戸惑うことも多いですが、慣れると10分程度で終わります。

メンテナンスをしていると、自分のバタフライナイフに愛着がわいてきますよね。

もし何かわからないことがあったらコメントにてお答えしますのでよろしくお願いします。

今回使った道具です↓

トルクスドライバー

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オイル(パッケージは違いますが、中のオイルは同じです。)

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ロックタイト

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バタフライナイフトレーナーの激安クローンが予想以上に凄かった!

今回はSQUID INDUSTRIES Krake Rakenクローンを買ってみたので紹介したいと思います。

このバタフライナイフは、AliExpless で偶然見つけたものになります。

Krake Raken はとても入手困難で、しかも値段が25000円前後と、とても高価な商品になります。

しかし、このクローンは4000円と、とても安く手に入れることができるんです!

今回はこのバタフライナイフトレーナーを実際に購入してレビューしてみました。

バタフライナイフトレーナーとは

バタフライナイフトレーナーは、刃がなく安全

バタフライナイフトレーナーとは、刃がなく、切れたり刺さったりしない練習用のナイフです。

つまり、ただの金属の板です。けがをすることを防いでくれて、安心です。

クローンとは?

クローンとは、ブランド商品などのデザイン・設計を一部パクったもので、本当は高いものを安く手に入れることができます。

当然ですが、値段が落ちる分、精度や耐久性なども落ちます

今回のクローンの元のモデルは、SQUID INDUSTRIES さんから出ている Krake Raken です。

引用:https://www.reddit.com/r/balisong/comments/eqv5yn/kraken_trainer/

注文&配送について

このトレーナーは中国の商品になるため、中国からの発送になります。

いざ注文!

最初は本当に届くのか心配でしたが、Youtubeやその他のサイトなどでの評価がとても高く、値段もそこまで高くなかったので、購入を決意。

購入したサイトはこちら。↓

https://ja.aliexpress.com/item/4001194483938.html?spm=a2g0o.detail.100009.5.704536351Qwbp9&gps-id=pcDetailLeftTopSell&scm=1007.13482.95643.0&scm_id=1007.13482.95643.0&scm-url=1007.13482.95643.0&pvid=9b467fe5-d1a9-44ae-a77d-a006fd581737&_t=gps-id:pcDetailLeftTopSell,scm-url:1007.13482.95643.0,pvid:9b467fe5-d1a9-44ae-a77d-a006fd581737,tpp_buckets:668%230%23131923%230_668%23808%235965%23279_668%23888%233325%238_668%232846%238114%23793_668%232717%237565%23738_668%231000022185%231000066055%230_668%233480%2315683%23346

購入から発送まで

購入日は7月31日で、なんと注文から2日で発送されました。

しっかりと払い戻し保証もついていて安心です。

到着

到着は8月13日、注文から13日後です。意外と早かったです。

この箱に入っていました↓

真っ白ですね

中国からの発送なので箱の歪みは仕方ありませんが少し気になりますね。

レビュー

商品内容・付属品など

箱を開けるとこんな感じで入っていました。↓

内容物はてんこ盛り。

ちょっとごちゃごちゃしていますね

大事なものは袋に入れてありました。少し驚きです。

付属品

  • 本体
  • カバー
  • ワッシャー
  • ベアリング(の役割をしているもの)
  • ピボット
  • ネジ
  • ドライバー

ピボットなどの追加のハードウェアを付けてくれるのはとても嬉しいですね。

外観

袋を取りました。汚れはあまりありませんでした。

開くとこんな感じ。

きれいな青ですね。多分本物と同じ色だと思います。

気になったところ

気になったところがありました。

画像の中央あたりです

塗装剥げが一か所ありました。気になる人は気になるかもしれません。

少し分かりにくいかもしれませんが、穴が開いているところにバリが見られます。(もしかしたら偶然指に引っかかって怪我をしてしまうかもしれません)

少し穴が歪んでいるところもありました。

フリップ性能

フリップ性能はとてもいいですが、個人的に少しフリップしにくいところがあったのでいくつか挙げます。

  • ハンドルが角ばっている→技によってはやりにくい時も
  • ハンドルヘビー(重心が持つ方に近い)→素早くフリップができない

などがあります。これらは人によって好き嫌いが分かれるところなので、参考程度にしてくださいね。

本物と違うところは?

本物のKrake Rakenと違うところは、結構あります。

・ハンドルが全体的に角ばっていて、先端に向かってやや太くなっています。ブレードも先端に向かって太くなっています。(厚さは同じです)

・ブレード先端の丸みなど、細かい部分が変わっています。

ゼンピンがネジ式になっています。(本物は埋め込んであります)

材質も少し異なります。一応同じハンドルがアルミニウム、ブレードがステンレスですが、それぞれグレードが下がっています。

表面仕上げも違っていて、ハンドルはややつや消しになっています。

クローンと言えども、結構違いがありました。

でも、雰囲気はばっちりKrake Rakenです。

まとめ

今回紹介したKrake Rakenのクローン。

4000円と、比較的手に入れやすい値段でこの品質のものが手に入るのはとてもすごいことです。

Made in Chinaなので、多少粗い部分もありましたが、この値段を考えると当たり前なのかな、と思います。

ぜひ買って、ご自身でこの商品の素晴らしさを実感してください!

おすすめのバタフライナイフトレーナー、Squid Industries Squiddy

SQUID INDUSTRIES」さんから出ている「 Squiddy」のレビューです。

はじめに:このSquiddyですが,今はバージョンアップされています.このレビューでは旧型のものを紹介しています!

海外でもすごく人気で、売り切れ状態が頻繁に起こるバタフライナイフ(正式名称はバリソン)のトレーナーです。

バタフライナイフトレーナーとは、刃がなく、切れたり刺さったりしない練習用のナイフです。

自分で輸入できない方のために,輸入代行してメルカリで販売していますのでお声かけ下さい!

SQUID INDUSTRIES とはどんなブランド?

スクイッド マーク
引用:https://www.squidindustries.co/blogs/news/january-2018-update-1

Squid Industriesは、2016年にルーカス氏によって設立された会社です。

CNC機械加工、レーザー切断、ダブルディスク研磨などの精密製造プロセスを使用して、米国でバタフライナイフを製造しています。

Squid Industries さんのホームページです。

https://www.squidindustries.co/

Squiddy のステータス・特徴

全長(開位置)10インチ(24.5cm)
全長(閉位置)5.75インチ(約14.6cm)
ハンドルの長さ5.5インチ(約14cm)
ハンドルの厚さ0.5 インチ(1.27cm)
刃の長さ5.2インチ(約13.2cm)
重量2.5オンス(約70.8g)
ハンドル素材ホワイトCPVC
ハンドル仕上げストック
ブレード素材ホワイトCPVC
ブレード仕上げストック
ピンデザイン禅ピン
ハンドルデザインチャネル
ピボットデザインワッシャー(リン青銅)
ラッチデザインラッチレス

普通のバタフライナイフに比べてサイズが少し大きく、重量が小さいです。

また、プラスチック製刃がついていないので、どこに持って行っても合法です。

価格は、4600円

購入から届くまで

生産場所がアメリカなので、日本に商品が届くのは遅くなります。

ホームページで購入したのは、5月25日の深夜です。

ナイフと一緒にTシャツも注文しました。

注文時の到着の目安は、21日~36日後6月16日~でした。(感染症の影響で生産・発送が遅れていたようです。)

そして、届いたのが6月11日。予定より6日早く届きました。

こんな感じで灰色の袋に入っていました。

袋を開けると、領収書、ステッカー、本体、Tシャツが入っていました。

Squiddy のレビュー

開封

本体を見ていきましょう。

すごく高級感のある箱ですね。最近パッケージが更新されたらしく,マットな仕上げで、とてもかっこいいです。

箱を開けると、こんな感じでトレーナーとあと1つのステッカー、カードが入っています。

合計でステッカーが二枚ついてきましたね。

きちんと梱包してあったので、ナイフの方も傷はありませんでした。

とてもきれいな状態です。

性能

次は実際にフリップしてみての感想です。

パソコンにステッカーを貼ってみました

フリップしてパっと感じたことをまとめました。

  • 軽いけど、とても回しやすい
  • スムーズ(なめらか)に動く
  • マットなどに落としてもほぼ無音
  • 軽い力でもフリップできる
  • 少しカチャカチャ音が大きい

               などです。

Squiddy のメリット・デメリット

まずはメリットから。

  • 尖っている部分がほぼない→怪我をしにくい
  • 軽く、プラスチックでできている→落としても床などがへこまない
  • 刃がついていない→どこでも合法で、飛行機にも持ち込みOK
  •         ↪子供でも問題なく扱える
  • ゼンピンを使っている→耐久性が高い

とにかく安全性を重視しているようです。低コストで買えて、長く使えて、しかも子供でも扱えたり海外に持って行けたりするのは嬉しいですよね。

次はデメリットです。

  • 軽すぎる→中にははフリップしにくいと感じる人も
  • デザインがおもちゃっぽい→ナイフらしさがない

金属でできたキラキラのナイフを求めている人にとっては少し物足りない部分もあるようです。リアルさには欠けますよね。

まとめ

このトレーナーは、とことん使い勝手がいいです。

色々なところに持って行けて、落としても痛くない

レジャー用みたいな感じでも使えますね。

この質で4600円はコスパ最強なので、ぜひ買ってみてください!

Squid Industries さんのホームページです。

https://www.squidindustries.co/

こちらで分解・メンテナンスの紹介をしているので参考までに。